Vol.19住まいのお手入れ術 洗剤編

洗剤の使用法やナチュラルクリーニング

住居用洗剤は使い方を誤ると洗剤効果が落ちるだけでなく思わぬ事故につながることがあります。洗剤を使う前に必ず商品表示を読み、用途や標準使用量、使用上の注意などを確認しましょう。

1.洗剤に頼りすぎない

たいていの汚れは、付着してすぐであれば洗剤なしでも、水やお湯で落とすことが出来ます。汚れたらすぐに落とすことを心がけ、洗剤に頼りすぎないようにしましょう。

2.洗剤の標準使用量を厳守する

標準使用量は、洗剤効果とお手入れ箇所への影響の両方を考え、定められています。濃い液で洗っても洗浄力はほとんど変わらず、むしろ材質を痛めてしまう恐れがありますので注意しましょう。

3.洗剤が残らないよう念入りにすすぐ

洗剤は油分を分解・除去する性質を持つため、直に触ると手あれの原因となります。なるべく直接触れないようにしましょう。界面活性剤などは思わぬ健康被害につながる恐れもあります。

組み合わせに注意

塩素系洗浄剤と酸性洗剤をあわせて使用すると化学反応により人体に有毒なガスが発生します。「まぜるな危険」の表記がある洗剤は他のものと混ぜないようにしましょう。また、アルカリ性洗剤と酸性洗剤をあわせると中和作用で効果も減少します。

ナチュラルクリーニング

ナチュラルクリーニングとは、合成洗剤などは使わずに自然の素材を利用して掃除することです。重曹や酢、石けんを用いたり、米のとぎ汁やジャガイモの皮を使ったりと多種多様です。界面活性剤などによる環境や人体への影響を心配することから産まれた、より安全で安心な材料で掃除する方法です。

ナチュラルクリーニングの基本は汚れの性質を見極めて酸性の汚れにはアルカリ性で、アルカリ性の汚れには酸性で中和させることです。

例)重曹はアルカリ性。酢は酸性。