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入社3年目の若手が、流通業部でもたらした成果

土地や物件の売買を仲介する流通事業部では、買主・売主の負担を減らし、スムーズな売買を実現することはもちろん、購入後の建設や、修繕・リフォーム、管理、メンテナンスまでを提案いたします。さまざまな事業を行うユニホーにとって、社内で展開するための情報源としての役割を大きく担っています。そんな流通事業部で、入社3年目の若手社員が取り組んだ案件が、ユニホーという不動産総合事業ならではの展開に発展。個人や部署にとらわれず、チームとしてプロジェクトに挑むことがユニホーのあるべき姿だと考えています。

PROJEECT MEMBER

流通事業部
時田篤志

〉〉2015年入社
入社後、開発営業や分譲マンションの販売を経験した後、2017年1月に流通事業部に配属。

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さまざまな問題を解決しながら、他部署へとプロジェクトを展開させていく流通事業部

社内にさまざまな営業がある中でも、不動産流通の営業は個人や法人で土地や建物を探している方、売りたいと思っている方を仲介する事業です。中古の土地や建物の売買には常にさまざまな問題がついてまわります。雨漏れなどの物件の問題や、地盤などの土地の問題など。その問題がトラブルにならないように、売り手と買い手の条件の交渉をしていくことが、私たち流通事業部の役目です。ユニホーはさまざまな事業をしており、事業範囲が幅広いため、部署を超えたチームワークがあるからこそ、プロジェクトを進めることができ、発展させることもできます。その中でも特にユニホーのビジネスを象徴するような広がりをした案件がありました。

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ひとつの情報から、次々と新たな展開へすべて自社で完結できるユニホーだからこそできた案件

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〉〉お客様との出会い

ユニホーが施工し管理していたアパートを気に入っていただいたお客様から、現地で管理の看板をみて「このアパートを売ってくれませんか?」と電話がかかってきました。すぐにオーナー様に確認をとりましたが、既にその物件は売りに出されており、売約済。お客様には当社で売り物件として扱っている、別のアパートを紹介することになりました。ですが、最初に見た物件の印象が強く、なかなかお客様が納得する物件は見つかりませんでした。

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〉〉新築物件の施工、管理へと発展

1ヶ月ほど時間がたった頃、お客様から「自分が持っている土地に、最初に見たアパートのような物件を建てることにした」という連絡を受けました。一般の仲介会社であれば、話はそこで終わっていたかもしれません。しかし、ユニホーは「建築」も行っている会社。当社でも建築をやっているので、よかったら一度ご提案させていただけませんかと聞くと、「建築もやっているんですか?じゃあお願いします」ということになり、すぐに開発営業に話をもっていきました。そこから話はトントン拍子に進み、新築物件を受注するとともに管理も当社で行うことになりました。ワンストップで事業を行っていること、最初に気に入っていただいた物件が自社の施工物件だったことが要因でした。

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〉〉さらに違う物件の仲介に発展

話はそれだけでは、終わりませんでした。開発営業や施工管理職の社員が話し合いを進めていると、お客様から「実はこの物件も、購入したいんですよ」と全く関係ない物件の話がでました。偶然その物件の施工を行っていたのもユニホーでした。話を聞いた私は、当時のその物件の営業担当を通じてオーナー様と連絡をとり、他の仲介会社で売りにでているがユニホーでもお取扱いさせていただけないかと確認。オーナー様からのOKがでると、早急に書類を準備して、お客様の希望金額を聞き、オーナー様への交渉を開始。無事、当社でご購入いただけることになりました。そして、なんと管理まで当社に任せていただけることになったのです。部署間での連携やチームワークの良さが生み出すスピード感で、スムーズに交渉を進めることができたからだと思います。

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買主・売主様、そして、社内での部署間の架け橋となるような存在にしていきたい

最初のお客様からの問い合わせから2ヶ月。新築施工、物件仲介、建物管理と幅広く展開することができました。今回、これこそワンストップで事業を行うユニホーならでは、というのを強く感じました。最初のきっかけが自分だったため達成感と、発展していく楽しさを味わうこともできました。改めて、ユニホーは個人で没頭して数字を上げていくのではなく、会社としてみんなで数字をつくっていく会社だということを実感。土地や物件の売買でお客様の期待に応えながら、社内ではプロジェクトが始まる情報源として、さらに部署間での連携を活性化させていける存在になれる事業部にしていきたいと考えています。